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音楽家の高橋英明氏、写真家のGOTO AKI氏がユニスト・ホールディングスの特命顧問に就任 大阪と熊野を結ぶ「紀伊路」の復活プロジェクトに従事

株式会社ユニスト・ホールディングスは、音楽家の高橋英明氏、写真家のGOTO AKI氏が2024年7月より、特命顧問に就任したことをお知らせします。大阪から熊野詣を目指す人々がかつて歩いた「紀伊路」を現代に再現する事業を、芸術的な視点からのアプローチを交えて展開してまいります。

就任の背景

ユニスト・ホールディングスは2024年、平安時代より大阪から熊野三山を目指して人々が歩いた道「紀伊路」を現代に復活させるプロジェクト「紀伊路SCAPE」を始動させました。約300kmにわたる道沿いに宿をつくるほか、食事や各種サービスを開発し、10日間通して安心・安全に歩ける環境を整備します。

高橋英明氏 

【プロフィール】
これまでに mjuc 、hideaki takahashi、nature blunt、deep frame名義での CD、DVD のリリース多数。 
メディアアート作品としては、メディアオペラ「hour blink」、3.11(東日本大震災)をテーマとした「on the ground」、同じく 3.11をテーマとしたCD と 連動する仕掛け絵本「The Hole」などさまざまなメディアを介した作品を発表している。チームラボとの関わりも深く、teamLab Borderless、teamLab Planets、teamLabBotanical Garden、「チームラボのかみさまがすまう森」をなどの音楽を担当している。

また、VR作品としては「攻殻機動隊(新劇場版)VR」(東弘明監督)が第 75 回ベネチア国際映画祭にてBest of VR に選ばれる。「攻殻機動隊GHOST CHASER」第 76 回ベネチア国際映画祭招待作品になっている。その他、2021年、東京オリンピック公認プログラムのアイヌ舞踊の音楽も手がけている。
今年2月に都庁で開催されたプロジェクションマッピング「Tokyo concerto」では作曲および指揮をしている。現在も毎週末見れるようになっている。
東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。同大学大学院修了

【コメント】
ひょんなことで、この紀伊路のプロジェクトに関わることになりました。
ひょんなというのも変ですが、 助走期間がとても長かったので、いつの間にかフワっとスタートしていたという感じです。
でも実は、このフワっとというのが、このプロジェクトの佇まいの本質なのかもしれません。

というのも、このプロジェクトはとてもスケールが大きく、時間軸も長いから、簡単には俯瞰できず、人に端的に説明するのが難しい。体験を通してしかわかり得ないからです。
 しかも、一回経験すれば終わりというものでもなく、 その経験をもとに何度も反芻することで、見え方が徐々に (人生と共に) 変化していくもののような気がしています。『成り・往き』と銘打たれたこのプロジェクトで、 それぞれの成り往きがどういう広がりになっていくのか、楽しみに感じています。

GOTO AKI氏

【プロフィール】
1972年川崎市生まれ。
上智大学経済学部経営学科・東京綜合写真専門学校写真芸術第二学科卒業。

1993~94年の世界一周の旅から今日まで56カ国を巡る。株式会社丸紅にて天然ガスのパイプライン輸送ビジネスに携わった後、東京綜合写真専門学校へ入学。鈴木清氏、小林のりお氏に学ぶ。
1999年に初個展を開催後、イタリア・レッジオエミリアのスタジオでライティングを学び、帰国。2007年頃より撮影対象が国内外のストリートスナップから風景へ移行し、現在に至る。
近年は日本の自然風景をモチーフに自然科学の視点とスナップ撮影の手法を取り入れ、地球原初の姿を捉える創作を続けている。写真集・個展に「LAND ESCAPES」、「LAND ESCAPES FACE」、「terra」等がある。
2015年「キヤノンカレンダー」にて第66回全国カレンダー展日本商工会議所会頭賞受賞。2020年「terra」(写真集 赤々舎 2019・写真展 キヤノンギャラリーS 2019)にて、日本写真協会賞新人賞受賞。

日本大学芸術学部准教授
武蔵野美術大学造形構想学部非常勤講師
日本自然科学写真協会会員

【コメント】
はじめまして。写真家のGOTO AKIです。
2023年11月と2024年1月の二度にわたり、大阪から清姫、清姫から熊野古道を巡り那智の滝まで踏破し、自らの身体に起こる変化や感情の変遷を辿る旅を体感しました。

この紀伊路SCAPEプロジェクトにお声がけいただいた旋律デザイン研究所/佐々木淳氏、音楽家/高橋英明氏とは、2012年頃から感覚のタグを探る対話を断続的に続けていたこともあり、他の専門分野の皆様との共同プロジェクトを通じて実践ができるのではないかと心躍らせているところです。
写真という映像言語で皆様の視覚を刺激し、世界に発信するビジュアルを提供したいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。